ブルースカイ ヨガスタジオ BLOG
ヨガを楽しむヒント
ポーズからポーズへ
大学生の頃の私はディズニーランドが大好きで、2カ月に1度くらいは友達と行って楽しんでました。
ディズニーのアトラクションに乗るとき、混んでいると待ち時間が長くなります。
昔は3時間くらい並んだこともあったと思います。
アトラクションに乗ることも、もちろん楽しいんですが、
私は乗るまでの待っている時間も割と好きだったりします。
友達と色んなお話ができるのと、(彼氏と行った場合はラブラブできる時間が増えます笑)
待っている間の通路などもアトラクションの世界に入ったかのように工夫されているので日常生活から別世界にタイムスリップしているような空間が久々に乗るアトラクションへの期待を高めてくれます。
その空間にどっぷりとハマることで、アトラクションがより楽しめるような気がしました。
もし、この待ち時間や待っている間の通路の工夫などなにもなかったら
アトラクションにただ乗るだけ。になります。
そこに感動や楽しさはない。と言えばうそになりますが、少なくなりますよね。
やっぱりワクワクしながら、アトラクションまでの時間を会話などで楽しんだり、通路などの工夫を肌で感じてどっぷりハマることはアトラクションを楽しむには必要な時間のように感じます。
ヨガマットの上でも同じような事が起こりうると思います。
私達はポーズとポーズの間を無視して、次のポーズのことばかり考えてたりしませんか。
例えば、太陽礼拝でチャトランガからアップドックやコブラ、ダウンドックまで進んで
ひと息つく。
ほとんどの人が、ポーズからポーズへの移行を慌てて済ませるか、完全に飛ばすかのどちらかです。
そればかりでなく、レッスンに慣れている方はポーズをとってキープしている時間にも関わらず、つぎのポーズが頭にあるので次のポーズに移ろうと急ぎます。
これにはいくつかの理由がありますが、移行の動作は、ポーズとは関係ないと思っている事と、自尊心を満たすという点では、カッコイイポーズには及ばない。と思っていることが大きな理由ではないでしょうか。
人生と同様、私たちはヨガの練習でも完成ポーズにたどり着くのに、できるだけ面倒でつまらない事は避けたいのではないでしょうか。
前にテレビでジブリの宮崎駿監督の特集を見ていた時に、印象的だった宮崎監督の言葉があります。宮崎監督は無類の面倒くさがり屋らしいのですが、
「面倒くさいことほど大切なんだよ。」とおっしゃっていました。
なるほど~。って感じです。
以上、ヨガプラクティスのヒントでした。
次回は
どうしたら、移行や待ち時間を楽しむ事ができるようになる?
です。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
ブルースカイヨガスタジオ NAOKO
参考図書 yogajournal 17
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